計測器の校正業務

信頼性の確保・品質の保証は
時代の要求です。

製品の品質を保証するためには、測定・検査に使用している計測器の測定値が正しい値を示すことを確認しなければなりません。
そのためには国家標準に結びついている(トレーサビリティが取れている)標準器を用いてその計測器を校正する必要があります。
定期的に校正された計測器を使用することで、製造された製品が求められる品質を常に満たしていることを保証することができます。

計測器の校正とは

製品の性能を確認するために物理量を測定する作業がありますが、測定に使用する計測器を定期的に校正して精度を管理しなければ製品の性能・品質は確保できません。

計測器の精度管理が充分になされていないと、性能を満足していない製品が出荷されるなど、お客様に多大な迷惑をおかけすることになります。それによってメーカーとしての信用をなくし、今後の営業活動に計りしれない損失を被ることにもなりかねません。

このようなことがないように、計測器は定期的に精度や性能を確認し、規格値あるいは目標値に対してどのような状態にあるのかを確かめてから使用しなければなりません。
また、校正のための設備は、さらに精度の高い計測器によって校正され保証されていなければなりません。これらの計測器は、最終的に国家標準に準拠している必要があります。

製品のトレーサビリティを保証するためには
計測器の校正が必要です。

説明図;トレーサビリティが保証されている1. 貴社の計測器の精度が、規格を満たしていることを証明 2. 当該期間に製造され、計測器によって検査された貴社の製品が、品質水準を満たしていることを間接的に証明

これを、貴社の「トレーサビリティが保証されている」と言います。したがって、貴社の製品の品質や精度保証は「校正」によってのみ立証されます。

校正の実施が可能な機種について

写真:写真:

当社ではISO9000シリーズの品質マネジメント規格で義務づけられているトレーサビリティについて保証する体制を構築しております。
メーカーを問わず、国内・海外の計測器のほとんどの校正をお引き受けいたします。下記以外の計測器の校正についてもご相談ください。

校正対応可能計測器

(キーワードによる検索は こちら

電気
オシロスコープ
デジタルマルチメータ
LCRメータ
信号発生器
電圧電流発生器
標準抵抗器 など
高周波
スペクトラムアナライザ
ネットワークアナライザ
メジャーリングレシーバ
無線機テスタ
など

安全試験器
絶縁耐圧試験器
メガオーム計
漏洩電流計
ノイズシュミレータ
インパルステスタ
など
温度・湿度
デジタル温度計
放射温度計
温度センサ(熱電対、測温抵抗)
オイルバス、ウォーターバス
恒温湿チャンバー
など
振動・音響
振動計
三軸加速度センサ
コンディショニングアンプ
信号発生器
騒音計
など
圧力
デジタル圧力計
マノメータ
気圧計
圧力トランスデューサ
など

長さ
ノギス
マイクロメータ
ハイトゲージ
ネジプラグゲージ
CMM 三次元測定器
膜厚計
など
トルク・力
トルクレンチ
トルクドライバー
フォースゲージ
トルクメータ
など

その他計測器
ストップウォッチ
ベルト張力計
ストロボスコープ
自動計測システム(LabVIEW 等)
ゴム硬度計・ 分光光度計
エアリークテスター NEW
など

計測器の校正料金については
下記よりお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

柔軟に対応いたします

  • 引取校正はもちろん出張校正も全国対応いたします。
  • 特急納期もご相談ください。
  • 特別な校正内容やポイントのご指定もご相談ください。
  • 自社配送による引取・納品サービスも承ります。対応エリアについては別途お問い合わせください。
  • 当社の対応範囲外の機器も専門技術に特化された協力会社とのネットワークにより、ワンストップサービスを実現しています。
  • ベトナム拠点のISO17025認定の日系企業とのネットワークにより、ASEAN地域での現地対応もサポートいたします。

HACCP に対応した温度計やタイマーの校正サービス

HACCP導入のガイドライン7原則12手順における「温度計やタイマーの校正の確認」との要求に対応した校正サービスが可能です。

装置の性能試験などにも幅広く対応しています

計測器の校正にとどまらず、機器の性能試験、さらには半導体検査装置を含む各種検査装置の開発、カスタム計測器の開発、技術者の派遣も行っています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

認定登録・許認可

認定マーク

国際MRA対応JCSS認定事業者(JCSS0278)
一般計量士も在籍しています。
品質マネジメントシステム (ISO9001)
一般労働者派遣業(派27-302002)

当社は認定基準として ISO/IEC 17025 (JIS Q 17025) を用い、認定スキーム ISO/IEC 17011 に従って運営されている JCSS によって認定されています。
JCSS を運営している認定機関 (IAJapan) は、アジア太平洋認定協力機構(APAC) および国際試験所認定協力機構 (ILAC) の相互承認に署名しています。当社計測標準室は国際 MRA 対応 JCSS 認定事業者です。JCSS 0278 は当社標準室の認定番号です。